インケンと呼ばないで(笑)
今日はちょっと長文ですね。びりいのプッツン記録です。笑いは無しかも。
びりいはある機械系の授業を受けていて、
そこでまじめにノートを取っていました。
で、中間テストの日、まぁ一通りできたかな、と思って友達と外に出ると、
「すいません、一週間ノート貸してもらえませんか?」
と、背の高い馬面の目のギョロッとした男が声をかけてきました。
うわぁ・・・明らか留年したやつのオーラ!
とっさにびりいは判断しましたが、まじめに勉強しようとしている意欲をかって貸してみました。
翌週・・・いない。
その翌週・・・いない。
またその翌週・・・いた!が・・・
「ほんまごめん、研究室に忘れたから来週持って来る」
もう次の週から影も形も・・・
この時点でびりいプッツン♪
目標
①返しに来ないのであれば取りに行こう。
②人の道をわからせよう。
③社会的地位をおとしめよう。
ああ、ダークびりい(笑)
とりあえず名前を知らないので、授業をしている先生に事情を説明して名簿を見せてもらいました。
103や102で始まる学籍番号の中で一人だけ199で始まる人物が・・・発見。
名前と学籍番号をメモってその人の学科の事務室へ。
事務室で研究室を聞いて研究室へ移動。
びりい「失礼します。あの~A.Sさんはこの研究室の配属だと聞いて来たんですけど・・・」
教授「ああ、いますよ。今は居ないですけど、どうかしましたか?」
びりい「もしかしたら人違いなのかも知れないんですけど、ノートを貸したまま帰ってこないんですよ」
教授「え~と・・・、背の高い馬面の目のギョロッとした子かな?」
・・・・正解(笑)
教授「じゃあちょっとその子の机を探してみてくれるかな?ちょっと手伝ってあげて」
と、研究室の皆さんがA.Sさんの机を探すのに協力してくれました。(いい人達でした)
ただ、ここで見つけてしまうのはびりいの本意ではなかったんですが(笑)
「じゃあちょっと電話かけますね」
と研究室の女の子が言ってくれました。
電話で事情を説明してもらい、電話を換わりました。
ここでびりい豹変。
びりい「今何してるんですか?」
びりい「ノート貸しましたよね?」
びりい「どう思ってるんですか?」
びりい「すぐ返すって言いましたよね?」
びりい「人として最低です。」
・・・研究室の人びっくり!みたいな(笑)
あまりのびりいの電話での怒声を聞いて教授が電話をかわってくれました。
教授「君、今何してるんや?すぐ来い。おかしいやろ?彼にノート借りといて。テスト近いんやで?わかってんのか?」
あああ、教授!あんたイカスよ!
電話を切った後も研究室の人は
「ほんまあいつ最低やんな。」
と、彼に対する評価を言ってくれました。
というか、まぁ、
・・・びりいの狙い通り♪
男が一番嫌うことは、社会的地位を脅かされること。
今回で教授、研究室の同僚の信用を一気に底辺まで下げることに成功。(元々底辺だった可能性もありますが(-_-;)
これは会社で高い地位にいる人ほど嫌がるそうです。
で、10分ほど待つことになりました。
ノートを研究室に届けてからもびりいのイビリは続きます。
びりい「僕が取りに来なかったらずっと返しに来ないつもりだったんですか?僕の名前知らないですよね?返せないですよね?」
びりい「僕ね、事務まで行って研究室調べて来たんですよ。すごい手間ですよね?なんでノート貸した僕の方がこんなことしないといけないんですかね?」
びりい「ずっと今までそうやって人に迷惑をかけてきたんですか?」
もう向こうは謝る以外何もできなくなっていました。
しっかりノートを返してもらって(奪い取って)、研究室の人に挨拶とお礼、教授にお騒がせした謝罪などを述べ、部屋を後にしようとし時に、A.Sさんは怒った顔の教授に呼びつけられていました。
・・・ちょっと怒られてるところ、見たかったな・・・。
目標は②以外は達成。
・・・4歳も年下の奴に説教されてもやっぱり改心はしないんだろうなぁ・・・
あとは教授の器に期待かな。どうなったことやら。
正直①に関しては友達に借りればなんとかなったので・・・
③が達成できて満足(笑) (むしろそれ目的)